「費用をかけてLPを作ったのに、問い合わせにつながらない」
広告を出しているサイトで、最もよく聞く悩みです。
この記事では、LPのどこを点検すべきかをチェックリスト形式で整理し、改善の進め方までを解説します。
チェックリストに入る前に、ひとつ確認しておきたいことがあります。
本当にLPが原因かどうかです。
成果が出ない理由は、LPの外にあることも少なくありません。
LPを何度作り直しても成果が出ない場合、原因は別の場所にあります。
まずはアクセス数、流入経路、そして問い合わせに至るまでのどの段階で人が減っているかを確認してください。

訪問者が最初に目にする領域です。
ここで読み進める価値があるかどうかが判断されます。
キャッチコピーは、訪問者が抱えている課題と、このページで得られるものを示す必要があります。
確認したいのは次の点です。
「best solution for your business」のような表現は、何も伝えていません。
見落とされやすい点です。
広告で「無料相談実施中」と書いてクリックさせたのに、LPに無料相談の情報がない。
この不一致があると、訪問者は即座に離脱します。
広告のキャッチコピーとLPの見出しを並べて比較してください。
素材集の写真をそのまま使うと、どのサイトとも同じ印象になります。
実際のサービス画面、実際の現場、実際の担当者。
自社にしかない画像があれば、そちらのほうが伝わります。
すでに検討が進んでいる訪問者は、すぐ行動したいと考えています。
ファーストビュー内に行動ボタンがないと、探す手間が発生します。
「送信」「お問い合わせ」といった言葉は、押した後に何が起きるか分かりません。
次のように、行動と得られるものを書いてください。
所要時間や費用が書かれていると、心理的なハードルが下がります。
訪問者が行動を決意するタイミングは、人によって異なります。
ファーストビュー、内容の区切り、ページ末尾。
最低でも3箇所は必要です。
周囲と同じ色、同じ大きさでは、ボタンとして認識されません。
背景から浮き上がる色を使い、指でタップできる十分な大きさを確保してください。
「資料をダウンロードする」を押したのに、遷移先が「お問い合わせフォーム」になっている。
この不一致は、フォームでの離脱を招きます。
ボタンの文言と、遷移先ページの見出しを揃えてください。

LPを読む人は、こういう順番で考えます。
この順序と大きくずれていないか確認してください。
特に、料金の情報が最後まで一切出てこないLPは、BtoBでは不信感につながります。
社内では当たり前の言葉が、読者には通じないことがあります。
初見の人が読んで理解できるか、社外の人に確認してもらうのが確実です。
読点でつないだ長い文は、内容が頭に入りません。
一文を短くし、段落を細かく区切ってください。
BtoBでは、担当者が社内を説得する必要があります。
その材料を用意できているかが問われます。
読者が知りたいのは「自社と似た状況の会社が、どう解決したか」です。
業種、規模、抱えていた課題、実施した内容、結果。
この流れで書かれていると、自社に置き換えて考えられます。
掲載には顧客の許諾が必要です。提案の段階で確認しておくと、後が楽になります。
「導入企業1,000社」「満足度98%」といった数字は、根拠を示せる状態にしておいてください。
いつ時点の数字か、何を母数とした割合か。
説明できない数字は、書かないほうが安全です。
誰が運営しているサイトなのか。
会社名、所在地、連絡先。
これらが確認できないサイトに、企業は問い合わせません。
URLが https で始まっているかを確認してください。
個人情報を入力するフォームがあるページでは、前提条件です。
あわせて読みたい:E-E-A-Tとは|4つの要素と、実際に高めるための具体策
直すべき箇所は、データが教えてくれます
どこで離脱しているかが分かれば、優先順位は決まります。
LUPINAは計測環境の構築から改善の実行までご一緒します。
ご相談は無料です。しつこい営業は行いません。
ここが最も改善効果の出やすい場所です。
すでに興味を持った人が、最後の段階で離脱している。
その損失を止められます。
営業のために欲しい情報と、訪問者が入力してもいいと思う情報は違います。
本当に必要な項目だけを残してください。
残りは、初回の商談で聞けば済みます。
どこが必須なのかが分からないと、入力の負担が増えます。
送信ボタンを押してから、まとめてエラーが出る。
この形式は離脱の原因になります。
入力した直後にその場で知らせ、どう直せばいいかまで示してください。
「半角で入力してください」「ハイフンなしで入力してください」。
これらは、システム側で変換すれば済む話です。
訪問者に手間を押し付けないでください。
実際に自分のスマートフォンで、最後まで入力してみてください。
文字が小さい、ボタンが押しにくい、キーボードが適切に切り替わらない。
使ってみないと分からない問題があります。
入力途中でヘッダーメニューをクリックすると、内容が消えます。
フォームのページでは、他への導線を減らしてください。

読み込みが遅いページは、内容を見てもらう前に離脱されます。
Googleが提供する無料ツールです。
URLを入力するだけで、速度と改善案が表示されます。
表示サイズより大きな画像を配信していないか確認してください。
WebPなどの軽量な形式に変換すると、大きく改善します。
過去に導入したまま使っていない解析タグやチャットツール。
これらが積み重なると、表示が遅くなります。
あわせて読みたい:Core Web Vitalsとは|LCP・INP・CLSの意味と改善方法

GA4とSearch Consoleで、次を確認します。
最後の2つの差が大きければ、フォームに問題があります。
ヒートマップツールがあれば、どこまで読まれているかも分かります。
ただし、まずはGA4で判断できることをやり切ってからで構いません。
データから見えた課題に対して、原因の仮説を立てます。
「ファーストビューで離脱が多い」なら、広告との不一致か、内容が伝わっていないか。
ここで複数の仮説が出たら、次のステップで絞ります。
改善案を、2つの軸で整理してください。
多くの場合、フォームの項目削減とCTAの文言変更が最優先に来ます。
複数箇所を同時に変えると、何が効いたのか分からなくなります。
アクセス数が十分にあればA/Bテストで比較できますが、そうでなければ順番に変えて推移を見てください。
数日の変化で結論を出さないでください。
訪問数が少ない場合、たまたま問い合わせが1件多かっただけで数値は大きく動きます。
母数が小さいときは、割合ではなく実数の推移で見てください。

LPを丸ごと作り替えると、成果が上がっても下がっても、原因が分かりません。
次に活かせる情報が残らないため、結果的に遠回りになります。
社内で「こちらのほうが見栄えがいい」という議論になることがあります。
判断すべきは、成果につながるかどうかです。
LPの目的は、行動してもらうことです。
他ページへのリンクが多いと、訪問者はそちらへ流れます。
必要最小限に抑えてください。
CVRだけを追うと、判断を誤ることがあります。
ハードルを下げすぎて問い合わせが増えても、商談にならなければ意味がありません。
問い合わせ数ではなく、商談化した件数まで追ってください。

LP改善は、大がかりな作り直しから始める必要はありません。
フォームの項目を1つ減らす。
CTAの文言を具体的にする。
広告とLPの見出しを揃える。
こうした小さな変更のほうが、効果が出やすく、原因も分かります。
まずはご自身のスマートフォンで、広告をクリックしてから問い合わせを送信するまでを通しでやってみてください。
そこで引っかかった箇所が、最初に直すべき場所です。
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